イギリス・ロンドン旅行  ③紅茶のこと [場所]

う~~ん、前回ふたつは、どっちかというと「悪口(ゴメン)」に近いものだったので、

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今回はそれを反省しつつ、書きたいかな?と思います。

(とか言って、辛口になるかも?)

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今更、わたくしがここでいう間でもなく、

イギリスといったら、紅茶ですのじゃ。

まぁ、今の日本人は昔のように

日東紅茶しか知らない人のほうが

よほど少ないでしょう?

昔、っていうか、わたくしが子供の頃っていうと

「トワイニング紅茶」ってめっさ、高級品でしたのよ。

それも、リーフティーじゃなくて。

御大層にティーバックを、五つぐらいずつ、入るように間仕切りした

箱の中に、「イングリッシュ・ブレックファースト」とか「クィーン・メリー」とか

「プリンス・オブ・ウェールズ」とか書いてあったのをみて、

子供心に「うへっぇ、すっげぇ」とか思いました。

こういうのは、お中元とかお歳暮に送られてきたかなぁ~。

かなり、高級品って感じでしたかね。

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全然、本題に入ってませんね。

はい、では。

今回、紅茶はおいしかった、と申し上げておきましょう。

どこのを飲んでもおいしかったです。

ホテルに備え付けのティー・バックを自分でお湯を沸かして飲んでもおいしかったです。

ま、水質の違いなのかなぁ?と思うんですよね。大きな原因としては。

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旅行中、数々の場所でお茶を飲みましたが、

なんかすんごくおいしかったのが、あんまり気どらない喫茶店かなぁ。

良かったのは、ウェストミンスター寺院を見学したあと、併設された

軽食&喫茶コーナーがあって、そこで飲んだ紅茶がおいしかった。

お店の前にわんさか~といろんなケーキがあるんだけど、

わたくしは、だいぶ考えてブラウニーにしました。

というのは、あっちのケーキは粉モンオンリーなのが多いし、

まず、量がすごい、めちゃくちゃ甘い、でたいてい、今までの外国旅行では

食事に失敗してお腹を壊すから、なんでも控えめにたのまなきゃ、と思っていたんです。

わたくし、太目なのに、実はあんまりたくさん食べられない人なんですねぇ。

というわけで、

たっぷりと、日本のものより3倍ほど巨大なティーバックがはいった ティーポットと

ブラウニーを食べました。

ミルクピッチャーにもたっぷりとミルクが入っていて、

おいしかった。

次に、V&A併設のウィリアムモリスが設計に携わったという、レストランに行きました。

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ここは、公共施設らしく、全部セルフなんだけど、

結構、メニューが豊富で、しかもおいしかったです。

ここも、夫婦ふたりで一人前をふたりで食べるぐらいでちょうど。

こういうセルフサービスは、自分が自分の食べたいだけチョイスできる、というのが

とてもいいところ。

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でも、装飾がすばらしすぎるよね。

でも、あんまり緊張しなくて済んだから、よけいなこと、おいしく感じられた。

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さて。最後に。

後学のために、そうそうイギリスへ行けるわけでもないので、

ロンドンでもオーソドックスで、超高級で格式高い、といわれているところへも

でかけました。

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場所はブラウンズ。アガサ・クリスティーがお気に入りのホテルだそうです。

そこのティールームでお茶を飲むことに決めました。

ガイド本には、こういうところは予約が必要とかいてあったので、

しょうがない、前日に予約に行きました。

すると、も~まったくのアングロサクソンでしょ~?って感じの

スカした背の高いおにいさんが出てきて、

「アシタの6時か、6時半なら空いてます」とのこと。

う~~ん、それじゃ、いわゆるハィティの時間だから、多少の軽食もあるよね

ってことで、じゃ、これを晩御飯がわりにしよう、ということで話は決まりました。

いってみますと、よくわからないけど、要するに、あの「アフタヌーンティー」しかないわけですよ。

お皿がタワーのように3つかさねられてあるやつ。

あれね、昔は、ものすごく憧れたんだけど、優雅で。

今じゃ、キライなのね、

なんでって、たいしておいしくないもん。

サンドイッチなんて別に食べたくないし、スコーンなんて、これなんのためにあるんですか?

めっちゃお腹に入るよね。

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クロテッド・クリームはともかく、頭がいたくなるほどアマいジャム。

で、まぁ、一番上のプチフールが美味しかったら、まぁまずまずですけど。

結果として、プチフールが、アタマが痛くなるほど、甘かったです!

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加えてサンドイッチも、トマトとハムかなんかの間にジャムのような甘いやつが入ってました。

最初はものすごくお腹がすいていましたので、パクパク調子にのって食べてました。

すると、おにいさんがすかさず、御代わりをもってきてくれるの。

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ま、こういうところはきめ細かいサービスなんだろうとは思うけどね。

だけど、もう甘すぎて、最悪だったのが、スコーンに塗るジャム。

一口食べたら、脳天突き抜けるほど甘くて、あ、これはダメだ、と思いました。

もう、勘弁してくれって感じで、帰ろうとしたら、

「これから、ステキなチョコレートケーキをお出ししますが、お召し上がりになりませんか?」

ちらと横をみると、なんだかすごい巨大なケーキが!

それをみただけでげんなりして

「いやいや、もう結構」

で帰ってきてしまいました。ホテルに帰ってすぐに整腸剤を飲んだのはいうまでもありません。

もんのすごく、サービスも丁寧で、インテリアも素敵でしたけどね、

なんかお味がものすごく残念です。

イギリスって未だに質より量なんだろうな。

そして、紅茶は心なしか、薄い。

ま、薄いお茶は上品とされていて、上流の方のお好みなんだそうですけど。

う~~ん、

まぁ、ブラウンズは素敵でしたけど、コージーじゃなかった。

値段もすごかったしね。

ま、何事も経験ということで。

つくづくわたくしはキモチは上流に憧れるものの、

本質的には感覚は庶民そのものなんだな、と実感したんです。

ま、それでもいいじゃないか。


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