イギリス・ロンドン旅行 ②地下鉄 [場所]
さて、昨日のつづき。
たくさんの方々がステキなブログ記事をお書きになっていらっしゃると思うので、
ここはちょっとわたくし流に、天邪鬼的なことをネタにしようとおもいます。
ということで、今日は地下鉄。
日本語では地下鉄だけど、ロンドンはアンダーグラウンドっていうんですね、
って改めて認識しました。
サブウェイとか、チューブとか、メトロとかいろいろ言い方ありますよね。
ま、とにかくロンドンの街中の表記はアンダーグラウンドでした。
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ちょっと前に、007シリーズの『スカイフォール』を見ていたら、
ロンドンの地下鉄が映っていて、
ハビエル・バルデム扮するワルモノが、脱線事故を起こし、あわやボンド死亡みたいな
場面がありました。
見ていながら、「アレってどうなってんの?」とか思っていたんですが、
行ってみたら、ロンドンの地下鉄の構造が分かったような気がします。(ほんの気持ち程度ですけど…)
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私たちが主に使った地下鉄は「ピカデリー・ライン」。
ヒースロー空港からホテルまでピカデリー・ライン一本で行けたのは、楽でした。
ピカデリーラインは、なんというのか日本でいうところの、日比谷線とか丸の内線そっくりで、
他の地下鉄の連結の仕方とか、機内放送の間合いとか、まったく日本の、というか東京のと
変わらないので、もっとカルチャーショック覚えるかなと思ったけど、そうでもなかった。
坐っている人たちは、たいていスマホでゲームしてたり、音楽聴いてたり。
なんかこういうの、世界的にどこでもいっしょの現象なんだなぁ、と嬉しいような、ちょっと残念なような?
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で、意外とロンドンの地下鉄って深いんですよね。
なんか半蔵門線の永田町駅って感じ。どこの駅でも。
で、階段は非常用でたいていエレベーターを使うんだよね。50人のりみたいな。
で、入り口と出口が違うので、混雑しない。一方通行なのです、常に。
なんか、ここらへんがアングロ・サクソン民族の合理的精神が現れているのか、と思ったり、
いや、日本人みたいに器用に入れ替わったりできないだけなのか?とか
ま、それなりに感慨深いものもありましたけど。
それでね、ちょっと写真にも撮ったから、雰囲気を感じてほしいんだけど、
やっぱりティストがどことな~~く、パンクっぽいんですよね。
イギリスって伝統、伝統ってそういう部分に固執するところもあるけど、
その反動なのか、こういうパンク・ファッションになる下地みたいなもの、
結構あちこちに感じられてそれはそれで面白かった。
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なんか取り留めもないことばっかり書いていて、実は何がいいたいのか、というと
わたくし、怒っていることがあったんです。
それは、「オイスターカード」ですね!
まあ、さ、日本にだって、「スイカ」とか「するっと関西」とかいろいろ、そういう類のカードが
あるから、それはいいんだけど。
このオイスターカードのシステムって最後までよく分からなかった。
まずさ、カードにオカネを補てんするとき、現金で払えないんだよね。
いや、払えるのかもしれないけど、私達にはその方法がわからなかった。
現金をほとんど使わないっていうのは、日本よりもよほどロンドンのほうが浸透していて
それがちょっとびっくりしたかなぁ。
500円、1000円ぐらいでイチイチ、クレジットカード使わないでしょ、日本人は。
たいていカード決裁なんですよ。
ま、それはともかくとして
わたくしと夫は終始一緒にいたので、オイスターカードのお金のへり方も同じはずなのに、
わたくしだけ、残金不足でゲートを通れなかったりして。
あっちの交通局の人も忙しいのはわかるけどさ、
なんかものすごく早口のコックニーなまりでぎゃんぎゃん言われたって
こっちは困るっていうの!
最後は開き直って、
「わかりません」
「あんたのいっていることはわかりません」
「このシステム自体理解できません」
「外国人にもわかるようにしてください」
っていったら、しぶしぶ、自販のところまでついてきてくれて
指導してくれたけど。
それでもさ、こんなに短い滞在なのに、一日のうちの何回かは、ゲート通れなくて、
2メートルありそうな、鼻ピー、口ピーでスキンヘッドの黒人のおにいさんに
怖い顔で睨まれて「あ~だ、こ~だ」ってくどくど言われる。
どれだけギャンギャン言われても、わからないもんはわからないの。
ネイティブでもないんだから、カンベンしてよ!
全くイングリッシュスピーカーは、英語が世界標準だと思ってうぬぼれすぎ~
もう、本当にトラウマになりそうだったよ。
でもね、なかなかタクシーって捕まらないし、タクシーをイチイチ利用していたら、高いし、
毎日、毎日、ピカデリーラインを利用していましたよ。
やっぱり、何でも慣れる、っていうまでには多大なエネルギーを使わなきゃならないモンなんですね☆