クロイツェル・ソナタ  [芸術]

じっとしていると、なおさら手首がジンジンしてくるような気がしてくるTT

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今日、トルストイの「クロイツェル・ソナタ」と「悪魔」を読了した。

ま、話の内容はほか機会にゆずるが、

この曲のプレストの「官能性」が、不倫の男女の仲に拍車をかけるというくだりがある。

へぇ~、と思いつつ、このCDを取り出してきた。

CL-120502002.jpg

前橋汀子とクリストフ・エッシェンバッハのデュオです。

アマゾンではもう取り扱っていませんでした・・・(TT)

わたくし、曲名と名前がいっつも混同して、メロディは知っていても、タイトルは知らない、

タイトルは知っていても、曲名と結びつかないことばっかりなんですよ↓

読書中も、「ああ、あの曲だな」と思っていたのが実はクロイツェルではなく、

スプリングのほうだった!

夫の忠告で正気にもどったかに見えた妻は

クロイツェル・ソナタの官能の魔術にかかって、一緒にデュオを奏でたヴァイオリン弾きと

越えてはいけない男女の一線を、その晩超えてしまった・・・・。

うう~ん、そう思ってきけば、そんな気もするけど・・・。

わたくし、ベートーベンに官能を感じたことはなかった・・・。

だけど、タイトルを「クロイツェル・ソナタ」と名付けたトルストイのセンスってすごいわ。

全く、芸術家の創造力ってものは、われわれの思念の範疇を超えているデス。


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コメント 1

sadafusa

>yokuさま suzuranさま nikiさま

 nice ありがとうございます!!

by sadafusa (2012-09-06 12:18) 

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