宝飾品の似合う人 [ちょっとした考察]

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この間、美容院へいってカットしてもらいながら、

たいてい美容院には常設してある●●画報などを読んでおりますと、

ホラ、よく老舗の女将さんとか、家元とか、そういうキラキラした方々の

ライフ・スタイル特集など紹介されているでしょ?

そういう方の和装の場合はたいていOKなのですが、

いかんせん、洋装の場合は「?」と思うこと多くありません?

とくにわたくしが「ああ、これは~」と思うのが

ユビワです。

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こんなシラウオのような指に、さりげなく

ユビワをしているととてもキレイ

日本人ってやっぱりアチラの方と比べれば骨格が小さいと思うの。

それなのに、でっかすぎるユビワとか、ネックレスとかヘンだなぁ~

と思うのです・・・。

昔だったら、キレイな石といえば宝石しかなかったから

それを王冠にはめ込んだっていうのはわかるのです。

だけど、現代は素材はいろいろありますね。

だから、石の大きさや透明度などで勝負するのではなく、

デザインですよね。

カルチェやショーメや、ティファニーのジュエリーがお高いのは

ひとえにデザイン力だと思います。

だから、はっきりいってしまえば、デザインがよけりゃ何も宝石じゃなくてもいいはずです。

オパール加工をしたフロストガラスで有名なラリックなども、もとは宝飾デザイナー。

けれど、宝石の輝きは彼にとってあまりにギラギラしすぎていた。

だから、ガラス作家に移行した、とこういうわけですネ。

で、なにがいいたいか、っていうと宝飾品といえば、女性のもの、ととかく思い勝ちですが

実は近代以前は、宝飾品は男性こそふさわしかったんじゃないかとも思ったりするんですよ。

まぁ、ケース・バイ・ケースでしょうけどね。

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だって、長身で体の幅があって厚みのある人のほうが大きい宝石が映えます。

この間、テレビドラマの「チューダーズ」を見ていて思いました。

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右側の女性は親指以外全部ユビワしてるよね。

王様もこれだけガタイがよいとこんなに大きなユビワをしていてもうるさく感じません。

ドラマの中で、王様が御幸するとき、イギリスの下々の人々は

日本と違って土下座なんてしないで、

たちながら王様のやってくるのを待っている。ウキウキ、ワクワクしながら・・・・。

王様もここぞ、とばかりに普段よりもさらに念入りにキンキラキンに着飾って

みなの前にお出ましです。

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 若いころのヘンリー8世は
長身痩躯金髪碧眼で文句なしのイケメンだったそうです。
加えてまれに見る秀才だったとか・・・。
ホルバインのあの絵ってすごくインパクトありますからねぇ。
・・・まるでディズニーのパレードのプリンス・プリンセスあたりとまったく変わりません。

下々には王様の姿を拝見するのが、楽しみだったんでしょうね。

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色が地味っていうのもあるかもしれないですけど

こういう服ってカタハバがあって首が長くないと似合わなさそう・・。

胸に下げてるペンダントもすごいですね。

あと、もっとにあっているのが、トルコの王様のターバンとかインドのマハラジャの

宝飾とか・・・・。

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誰にも異議を挟むことなどゆるされないこのイデタチ

デカイ宝石に負けない気迫が、つける人に求められているような気がするんですよね~

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これはトプカプ宮殿イチの財宝。

ターバン飾りです。

さぞやスルタンのご威光が眩しかったことでございましょう・・・・。


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