天才としかいいようがない  ~ラン・ラン~ [芸術]


ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

  • アーティスト: ラフマニノフ,ゲルギエフ(ワレリー),ラン・ラン,マリインスキー劇場管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD



ラン・ラン ライブ イン ウィーン

ただ今、持っているのはこの三枚だけかな~???

ランランって面白い人ですよね~。

この人を思い出すと、すぐに「北京ヴァイオリン」を連想してしまいます。

世界のどんなド僻地に住んでいようが、天才というものは

おのずと見出されてしまう・・・。

凡人の一年の努力など天才の一日にも適わない。

ああ~、サリエリじゃないけど、天才の前には凡人は無力です。

そりゃ、ピアニストになるときはすさまじい訓練が必要なんだろうとは

思います・・・・。ですが、絶対に努力だけではどうにもならない、すごい才能がなきゃ、

できないんだろうなぁ、と思います。

意外と一流のピアニストって、アメリカやヨーロッパとかロシアだけでなく、

南米にも多かったりするのって、やっぱりそういう理由なのかな~などど思います。

わたくしのランランについての音楽を真剣に聞くまでの印象って・・・ 

演奏を聴く前にあのカオが・・・・カオがおかしすぎる。

イヤ、ランラン、結構ハンサムだと思いますよ。ふつうにしていたら。

だけど、youtubeで演奏しているときの顔をみてたら、

完全にいっちゃっているカオなんです。

うん、ヘン顔の人っていうイメージしかなかった。

それが気になって演奏を真剣に聞いていませんでした。

でもでも、「のだめ」の吹き替えのCD買ってみると

結構、すごいんですよ。

派手なプレイはもちろんそうだけど、繊細だし、キレがあるし

すごいことをいとも楽々とやりのけてしまう。

音の粒もなんていうのか、キラキラみんな光ってこぼれているようなカンジ。

フジコ・ヘミングが琥珀色の黄昏を感じさせるプレイヤーなら、

ランランは朝の光の洪水ですかね~。

のだめの吹き替え版はショパンのピアノ協奏曲を多少、ドラマチックというか

重々しく弾いていましたけど、自分自身のときの演奏のときは

もうちょっと軽いかな~。うん、もうちょっと理性的なカンジ。

わたしは同じショパンのものでツィマーマンのももっているんだけど、

だんぜんこっちのほうが好きなんですよね。

曲の後半で、どんどん盛り上がっていくところが

この人な弾くとなぜかとても、色っぽく感じてしまう・・・・

クラシック音楽を聴いて「セクシー」って思うのもなんだかな・・・と思わないでもないですが、

音に艶があるのはランランの持って生まれたものだろうし、

またそういうふうにドラマティックに曲想をもっていくのが得意な人なんでしょうね。

ただ、とてもパワフルな演奏なので、元気なときには聞きますが、

しんどい時は聞きません、というか、聞けない人ですね。

とはいえ、一時は同じ曲を一か月以上聞き続けていたこともあります。

とても好きなピアニストのひとりです。





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でん

わたしも小澤征爾のツィマーマン素晴らしいと思います、自分はピアノもひけないし音楽の詳しい事も分からないけどラフマニノフはいいです、しょっちゅう聴く訳ではない、ここぞと言う時に最高です
by でん (2012-03-10 19:20) 

sadafusa

>でんさん
コメントありがとうございます。

ラフマニノフ・・・いいですよねぇ。ふか~~いロシアの音色。
ラフマニノフの協奏曲って、なにかとうとうと流れゆく大河、ってかんじが
します。
とてもロマンティックですよね。
わたくしも大好きですよん。
by sadafusa (2012-03-10 19:51) 

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