やっぱりランランがすき! ラフマニノフピアノ協奏曲第二番 [芸術]
このCDって以前にも紹介したかもしれないけど
最近毎日聞いています♪
やっぱり、とてもイイ。
はじめはとてもゆっくりと重い足取りを引きずるように・・・・・。
そして深くて冷たいネヴァ河のように、滔々と水は流れる・・・・。
とてもロマンティックでドラマティックなんです。
わたくしはもう一枚、ルービンシュタインのも、もっていますが
こっちはとってもクール。
録音が古いからなのかもしれませんが、オーケストラとの兼ね合いというか、
バランスがどうもイマイチわるい、と思うんですよ↓
途中オーケストラが主旋律を、ピアノがまた別のメロディを弾いているパートがあるんですが
どうも、ルービンシュタインのはピアノばっかりが聞こえるのはどうして?
でも、人の好みがあるから、もしかしたらルービンシュタインのようなスタイルがいい、という人も
いると思います。
ただ、ランランのほうのアマゾンのレビューみると、
結構辛辣な批評もあり、「中国雑技団のようなケレン味たっぷりの演奏」とか
最初の低音が電子ピアノみたいだ、とか 怒
ちょっとファンのわたくしとしては面白くない。
まぁ、いいです、そう思ったんだから。
人の感受性は多様だしね。
それは、イイとかワルイとかじゃない、好みですね。
何かこのランランの演奏を聴くと、「青年の恋の悩み」みたいな印象が・・・。
当人にしてみれば、つらい恋なのかもしれませんが、
もう、青春という輝かしい時期をとうに過ぎ去ってしまったわたくしからみれば、
そんな姿も、限りなく美しいというか、なんというか。
キーシンのも買って聴き比べたいかな?と思ったんですが、
どういうわけか16歳のときの録音しかない・・・・。
まぁ、神童のきこえが高かった彼だから素晴らしいのかもしれないけど・・・
もうちょっと、最近のが聞きたいかも・・・です。
昔チャイコのピアノ協奏曲のほうが好きだったのに、
今聞いてみるとなんかうるさく感じられるのはなぜ?
やっぱり、人間って変化するものなのだなぁ~と思います。
- アーティスト: Franz Liszt,Fryderyk Franciszek Chopin,Robert Schumann,Wolfgang Amadeus Mozart,Lang Lang
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2006/03/14
- メディア: CD
↑このアルバムのショパンの表記、変わっている。
フレディリック・フランソワ・ショパンじゃないね。フリセック・フランシチェク・ショパンになっている。
なんでだろう?面白いですね。買おうかな・・・・。
あ、それともうひとつ、トレビアネタを・・・。
モーツァルトのミドルネームは「アマデウス」として知られているけど、
彼自身生前、「アマデウス」とサインしたものってないんだそうで。
ただし、「テオフィル」と書いておられたようです。
アマデウスはラテン語、テオフィルはギリシャ語。
意味はどっちも同じなんですけどね、どうしてこうなったんだろう・・・・。
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