ヴァンパイヤ小説の醍醐味 [読書&映画]

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今日、先日図書館で借りてきた本を読みました。

平谷美樹さんという人の「ヴァンパイヤ (サブタイトルがなんちゃらかんちゃら)」

アマゾンで検索しても出てきませんわ。

だいたいにして、美樹ってあったから、女性だと思っていたけど、

「ハルキ」なんだそうで。男性だと思います。ハナシの内容からして。

表紙が妙にキレイだったので、幻想的で耽美的なのかなと思ったら、

ま~、エロいわグロいわで、

平井和正の「ウルフガイ・シリーズ」か

半村良の「妖星伝」かなんかの本を読んでいるようでした・・・・。がっくり。

やっぱり、わたくしの中でスキなヴァンパイアのお話っていっぱいあるけど

アン・ライスの「レスタト」シリーズとか、ステファニー・メイヤーの「トワイライト」とか

あるいは北欧の「モールス」とか・・・・。

みんなそれぞれに、独特の美しい、それでいて身を切られるような切ない「世界観」があるのに、

この人の吸血鬼って、まるで「バイオハザード4」のゾンビのイメージ?

自分がゾンビを殺して殺しまくるレオンになったような気がしました↓

か~~~!!こんなのヴァンパイヤ小説じゃなぁああ~~い!

・・・・・そんなこというなら、途中で読むのを放棄すりゃいいのにね、

でも、根が貧乏性なのでよっぽどのことがない限り、読んじゃうのですよね、これが。

一番すきなのはやっぱり「ポーの一族」のエドガーかなぁ~。

エドガーは何百年も生き続けているけど、

長生きすれば長生きするだけ、結局愛するものたちを

あの世にに見送るという悲しさを味合わなければならないのですね。

なんだったかなぁ、エドガーとアランが一時、幼い女の子を育てる話、

あれ、すごく好きでしたね。

でも、女の子がある程度大きくなったところで、

その子を人間の世界に戻してやるんですね・・・。

なんだか「遠野物語」のような不思議に懐かしくて、キラキラとした話でした。


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コメント 1

sadafusa

>月夜のうずのしゅげさま

>ため息の午後さま
  
  nice ありがとうございます!
by sadafusa (2012-07-11 04:52) 

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